またちょっと御無沙汰をしてしまいました。
実は、先週末は北海道へ行ってきました。
会員になっている一口馬主クラブのツアーです。
初夏の北海道は、梅雨のじめじめとは全く無縁の世界。週末は2日間とも素晴らしいお天気で、日差しが強く、真夏のような気温。しかし、木陰に入るとすうっと涼しく、時折爽やかな風が吹きぬけます。
平日、東京で仕事をしているときの自分を忘れてしまいそうな、まさに別天地です。
どこを見てもこんな風景ですから…。
一口馬主というのは、正確には「馬主」ではなく、法人馬主であるクラブの所有馬に出資するという形をとります。
私が入会しているこちらのクラブでは、普通は1頭の100分の1が一口出資分という形になります。
出資募集があるのはその年の1歳馬。この1歳馬たちを実際に見られるのが、このツアーの目玉です。
ツアー初日、牧場の屋内展示場で、このように1頭ずつ引かれてきて「お披露目」されます。
1頭ずつ、クラブ社長の解説も付きます。
これらの募集馬は、翌日もさらにじっくり見ることができます。お目当ての馬に触ったり、スタッフに詳しいことを聞いたりすることもできるんです。
こんな近くで写真も撮れます!
他には、牧場内の散策など。
競走馬の生産から育成までを手掛けているこの牧場はびっくりするほど広く、実に様々な施設があります。
たとえば「坂路(はんろ)」と呼ばれる、トレーニング用の施設。ちゃんと屋根もついています。文字通りの上り坂です。
トレーニングする馬たちはこの写真の奥の方からやってきて…
向こうの坂に向かって走り抜けていきます。奥の方がぐっときつい坂になっているの、わかりますか?
最後に、おまけ。
この牧場には種牡馬もいるのです。ツアーの間も放牧されていました。私も現役時代、応援していた馬を訪ねました。
このツアーの日にG1宝塚記念を勝った、ドリームジャーニーという馬のお父さん、ステイゴールドです。
現役時代は本当に人気のある馬でした。こんな近くで元気な姿を見ることができて感激でした!