3月になっても、なかなか暖かくなってきませんね。
今年の冬は東京でも雪の日が多かったですね。積もるほど降った日もありましたが、冷たい雨がいつの間にかみぞれに変わる、というパターンがとにかく多かった気がします(東京マラソン当日を含め)。
暑いより寒いほうが断然好きな私ですが、「冬が好き」なんて言えるのは、真冬にカラリと晴れ上がることの多い東京に住んでいるからこそ言える贅沢なのかもしれませんね。数日どんよりした日が続いただけで、北陸の人は大変だな…なんてことを思ってしまいます。
そんなわけで、そろそろ本格的な春も待ち遠しくなってきた今日この頃。友人が苺ジャムを手作りしているのを知り、ふと、私も作ってみたくなりました。
私の周りでは母や叔母などがマーマレードを手作りしていますが、あれは本当に手間がかかって大変そうです。でも苺のジャムなら手軽に、思い立ったらすぐに作れる!早速、スーパーで小粒の苺を2パック買い、日曜日の午前中にジャム作り。
外は冷たい雨でしたが、部屋の中は苺の甘い香りで満たされ、すっかり春気分です。
子供の頃に読んだ、クマとウサギがジャムを作る絵本を思い出しました。
早速、朝のトーストのお供に大活躍。
一緒に写っているのは、ジャム作りはせずに食卓につくのが専門の、我が家のウサギです(笑)。
香料などを加えなくても十分に香りのいい、美味しいものが簡単にできるのですから、確かにジャムは手作りするに限るかも。
保存食としては、普通は生の果実の半分の重さの砂糖を入れるのが原則のようですが、今回は少し砂糖を控えめにしました(どうせすぐに食べちゃうし・笑)。苺がヘタをとって正味で600g弱、砂糖は200gです。こういう加減ができるのも、手作りのありがたいところですね。
苺のヘタをとり、ホウロウのボウルの中に入れて砂糖をまぶしておきます。
しばらく置くとじわっと水分が出てくるので、そうしたらボウルをそのまま直火にかけます。トロ火でじっくり加熱し、水分が少なくなって見た目がいかにも「ジャムだ!」となってくるまで、ひたすら煮詰めていくだけ。
本当はこまめにアクをすくうとより美しく仕上がるのでしょうが、味が極端に落ちるということもなさそうなので、私は手抜をしてアク取りは適当にしかやりません(笑)。
朝食を食べ終わってから準備を始めても、お昼前には出来上がってしまうくらい手軽です。
本格的に暖かくなってくると、苺の値段もさらに下がるはずなので、そうしたら第二弾を作っちゃおうかな~。
ところで、ジャム作りといえば「必ずホウロウで」と子供の頃から覚えてきたので、今回もホウロウを使いましたが、ステンレス5層とかの鍋で作っても大丈夫なものなんでしょうか?
アルミ鍋や鉄鍋は論外でしょうが、ビタクラフトのようなものなら酸化するということはないでしょうし、弱火過熱も得意のはず。とは思いつつ、何となく不安で今回もホウロウを使ってしまったのですが…。
どなたか、ステンレス鍋でジャムを作った経験のある方がいらしたら、体験談を教えていただけるとありがたいです!