最近、朝の楽しみがひとつ増えました。
朝起きて、顔を洗うより先にまず、ベランダの様子を見に行くようになりました。
今の家に引っ越してきたとき、ベランダがとても広くて日当たりがよいので、これは何か植物を育てられそうだ、とわくわくしました。
「家庭菜園」は以前からの夢でした。ベランダのプランターで育てるささやかなものでいいから、何か食べられるものを自分で育てたい、と思っていました。
この春、いよいよ夢に向けて第一歩を踏み出した我が家です。
工場長のところから分けていただいたゴーヤーの種をGW明けに発芽させ、順調にプランターに定植させるまでに至りました。
これが今朝の我が家のゴーヤー。もう蔓らしきものが見えます。そろそろ仮支柱を立ててやらなくてはなりません。
本家の工場長のゴーヤーが「より子」という名前なので、我が家の子供たちは「よりにゃん」という名前になりました(笑)。
ちなみに、種は50粒ほどいただいたのですが、そのうちなんと22株も発芽してしまい、「里親」探しにてんてこ舞いしました…うちのよりにゃんズを引き取ってくださった皆さま、どうもありがとうございました!
我が家には5株残りました。さて、立派なグリーンカーテンに育ってくれるでしょうか?
この夏は毎日ゴーヤー料理だ!と今から張り切っています。がんばれ、よりにゃん。
この広いベランダでゴーヤーを育てるだけではもったいないので、この夏は色々なものを育ててみようと思っています。
ベランダの隅にエレクターのしっかりした棚を組み立て、こんな「ガーデニングコーナー」にしてみました。
右奥がバジル。これはきわめて順調に育っており、早くも料理の彩りに活躍しています。
摘みたてのバジルはやはり香りのよさが違います!これは毎年の定番になりそう。
真中に写っている2鉢は、柚子です。以前育てていた柚子は残念ながら枯れてしまったので、これは2代目。もちろん、お正月のおせち料理に使った柚子から取り出した種です(笑)。土に埋めておくと、春になると本当にちゃんと芽が出るんですよ!
これに味をしめ、先日は枇杷の種も植木鉢に植えてみました!早く芽が出ないかなあ。
柚子も枇杷も、実がなるところまでは期待していませんが、観葉植物としてでもいいので、元気に育ってくれるといいな、と思っています。
もともと大変ずぼらな性格なので、植物の手入れなんて面倒になって枯らしてしまうかも…と、正直なところ最初は心配でした。
でも、いざ種を蒔いて芽が出てくると、もう毎日がわくわくです。
動物と違って動いたりするわけではないのに、生き物というのは不思議なもので、つい構ってやりたくなります。
休日などは夫婦で一日に何度もベランダを見に行ってしまいます。冒頭に書いたように、朝の水やりはとても楽しい日課になっています。
それにしても、お花は一つも育てておらず、ラインナップはすべて食べ物由来…。いかにも「本日の肴」のベランダガーデニングだなあ、と苦笑しつつ、今日も水やりに精を出しております。