今年の目標として、もうひとつ考えていることがあります。
それは…なるべく競馬を真面目にやる!ということ(笑)。
ギャンブルを「真面目に」とはなんだ、と言われてしまいそうですが…実は、このところ、競馬をとってもサボりがちだったのです。
せっかく夫婦で一口馬主を始めたというのに、「競馬」そのものよりも「応援」がメインになってしまい(まあそのこと自体は悪いことではないのですが)、昨年後半はG1レースでさえ、ほとんど調べたり予想したりすることもないまま、漫然とレースを観てしまいました。馬券はせいぜい、自分の応援している馬を習慣的に買うくらい。まして、競馬場に足を運んだのは数えるほど…。
馬柱(競馬新聞などに掲載されている、出走馬のプロフィールや実績を記した表のこと)をきちんと読んで、自分なりに予想して馬券を買う。これがまあ、競馬の基本だと思います。別にこれを毎週やる必要はないのですが、こういった「真面目な予想」を長期間怠るとどういうことになるかというと、馬を覚えられなくなっていくのです。要するに、レースを見るのにも真剣味が足りないわけで、うっかりすると先週のレースの勝ち馬さえ覚えていない始末。気がつけば重賞だというのにあまりなじみのない顔ぶればかり…なんてことになっていました。
一応仕事にも関係しているのだし、こんなことではイケナイ。と、今年はなるべく「ちゃんと」馬券を買うことにしました。というわけで、今年は1月5日の金杯に始まり、結構真面目に予想もしながら馬券を買っています。
もっとも、真面目に取り組んだからといって、その分収支がプラスになるわけではないのですが…・。
もうひとつ、「今年は初心に返って競馬をやろう」と考えたきっかけが、今年のJRAのCMです。
もうTVでご覧になった方もいらっしゃると思いますが、2011年のJRAのブランド広告に、10年前に放送された「最後の10完歩」というCMが再び使用されることになったのです。
経費節約という面もあるのかもしれませんが、過去のCMをそのまま再登場させるというのは異例のことではないかと思います。それだけ、このCMが名作の呼び声高いものだということなのでしょう。小田和正さんの名曲、『wow wow』に、武豊騎手とサラブレッドのモノクロのスローモーション映像がぴったりマッチしていて、大げさでなく、芸術と呼んでもいいくらい美しい映像作品になっていると思います。
中学生の頃からの小田和正ファンである私にとって、このCMは個人的に特別な思い入れのある作品です。TVや競馬場の画面で流れていると、思わず手を止めて見入ってしまいます。
そんな特別なCMが今年復活しました。画面から、「もう一度、競馬を一生懸命やらない?」と言われたような気がしました。
このCMは
JRAのサイトからも見られるようになっています。競走馬ってこんなに美しいんだ、と思える映像です。よろしければのぞいてみてください。
そして、「競馬場で馬を見てみたいな」と思われたら、ぜひご一報ください。私でよければお供しますので!