まだまだ暑い日が続きますが、カレンダーはもう9月。
新学期など区切りの月で、気持ちも「秋」の方向に少しずつシフトしていきます。
気分一新、ブログのデザインも変えてみました。
(猫の写真があまりにも可愛かったので…。)
さて。食卓の秋といえば、私は何は措いても秋刀魚です(笑)。
毎年、「気仙沼で水揚げ」とか「今年は豊漁」なんてニュースが入ると、
「やったーもうすぐ食欲の秋だー」という気分になります。
最近は8月から店頭に並んでいますね。
でも、何となく気分的に、9月になってから食べたいんですよね。
というわけで、週末に「初秋刀魚」いただきました。
メニューは大好物の「なめろう」!
普通は鯵で作る肴ですが、秋刀魚でも同じように美味しくできます。
この時期の秋刀魚はまだそれほど脂が強くないので、
生で食べるには特にお勧め。
長ねぎを小口切りに、青じそをみじん切りにしておきます。
しょうがはおろします。
秋刀魚は頭を落としてワタを外し、水洗いして三枚におろします。
腹骨はそぎ落とし、皮を引いて、1cmくらいの幅に切ります。
この秋刀魚に、ねぎ、青じそ、しょうが、そして味噌といりゴマを加え、
まな板の上でまぜるようにしながら、包丁で粘りが出るまで細かく叩きます。
ミンチ状の秋刀魚と薬味が均等に混ざったら出来上がり。
これに日本酒を合わせると、しみじみと「日本人でよかった」と思います。
さて、なめろうには本当に目のない私ですが、ひとつだけ残念なのは、
おろす過程で外されてしまう「ワタ」の存在。
塩焼きにしたときは、この「ワタ」が美味いんだよ、という酒飲みは多いはず。
私も例外ではありません(笑)。
そこで、ワタは捨てずに再利用。
包丁で軽く叩いて、お酒で伸ばして、少し味噌も加えます。
斜め切りにしたねぎ(玉ねぎでも)をアルミホイルにのせ、
軽く塩とごま油を振った上からこの「ワタ」をかけて、きっちり包み、
オーブントースターで焼くことしばし。
これまた極上の肴の出来上がりです。
そうそう、三枚におろした「中骨」は、フライパンでかりっと揚げて、
ぱらりと塩を振ってバリバリといただくのがお約束。
これはビールにも合います。カルシウム豊富(笑)。
この秋も、こんな調子で秋刀魚を味わいつくす予定です♪