すっかり、春本番ですねえ。
週末は本当に暖かくて、昼間外を走ったら、長袖では暑いくらいでした。
梅が満開だったり、こぶしがそろそろ花開いていたり、
桜のつぼみが徐々に膨らんでいるのが見て取れたり。
外を歩いたり走ったりしていると、一日一日、
春の色が濃くなっていくのが感じられて、嬉しくなります。
もちろん、「肴」も春本番。
さて、突然ですがクイズです。魚へんに春、は何のサカナでしょう?
答えは「さわら」。
今日はこの鰆の切り身を、幽庵焼きにしてみました。
よく行く飲み屋さんのマスターに教えてもらった、美味しいお魚の食べ方です。
酒:みりん:白醤油を1:1:1の分量で合わせて、幽庵地を作ります。
この幽庵地に、魚の切り身を漬けておきます。
ジップロックなどのビニール袋を使えば便利♪
そのまま、冷蔵庫で一晩以上寝かせます。
後はこれをグリルで焼くだけ!
粕漬けとも味噌漬けとも違う、ごくあっさりとした味ですが、
これが実に魚の味をよく引き立ててくれます。
二日間くらい漬け置くと、魚の身がとろけるようにやわらかくなって、
曰く言いがたいねっとり感が出ます。
でも今日はそこまで待てませんでした…。
まあ、この「一晩モノ」も、これはこれであっさりとした上品な味わいです。
付け合せには菜の花のおひたしを。
春の和食に徹してみました。
この幽庵焼き、太刀魚なんかで作ると絶品です。
マスターによれば鶏などでも美味しくできるそうです。
覚えやすい上に、色々と使えてオススメなのです。