先週の金曜日あたりから、「飽食ウィーク」に突入しており、普段にも増してアグレッシブに飲み食いしております。
といっても、いわゆる忘年会ではなく、なんだかんだと口実を見つけて夫婦で飲んだくれているだけです。「ご挨拶回り」と称して、仲良しのお店に順繰りに食べに行ったりしています(笑)。
でも、やっぱり自宅でゆっくりもしたいので、23日の夜は「本日の肴」的クリスマスメニューにしました。
基本的には簡単に作れるものばかりで済ませましたが、やっぱりちょっとは凝ったものも作りたくて、思いつきでこんなものを作ってしまいました。
えーと、料理の名前はなんだろう。カブと白花豆をゆでてバーミックスでピュレにして、ポン酢のゼリーと合わせて海老を乗せたものです。
油を使っていないあっさり味で、むしろ和食の雰囲気なのですが、これが結構、この日のワインと相性がよく、「当たり」でした。
実は20日から21日にかけて、「フルマラソンお疲れさま温泉」と称して(すごい口実だ・笑)、山梨県の桃の木温泉というところへ行ってきました(当然ながらこれも「飽食」の一環となっています)。
21日の日曜日には、勝沼のワイナリーをいくつか冷やかして、なんとワインを3本も購入してしまいました!(当然ながらこれも「飽食」の…以下略)
そのうちの1本が、勝沼ぶどうの丘で購入した「
シャトージュン」の白ワイン。ラベルに、山梨県立美術館所蔵のミレーによる「無原罪の聖母」の絵柄を使っているものです。絵的にクリスマスにいいね、ということで「ジャケ買い」しました。
辛口だけど結構しっかりした味のワインで、この日のメイン(一応)の鶏もものローストとも相性抜群でした♪
この日のメニューには他にももうひとつ、山梨からの「収穫」が。
こんな状態で並んでいたので、鮮やかな色につい引かれて買ってしまった「あんぽ柿」。要は半生の干し柿です。
試食させてもらったのですが、これがびっくりするほど甘いんです!
で、これを切って、バニラアイスと合わせてみたら、これもなかなかいける組み合わせでした。
ちなみに手前に見えるのは、オマケにつけてもらったぶどうです。
というわけで、今年の「肴」クリスマスは結構山梨尽くしになりました。
それにしても、世界的な不況で、年を越せるかどうかと不安になっている人も多いというのに、こんな能天気に過ごしていていいものか…。
ともかく、改めてしみじみと、日々美味しいものが食べられるというのはありがたいことですね。
キリスト教徒ではありませんが、この日はいつもよりも少し敬虔な気持ちになって、恵まれている自分の境遇を感謝しました。