これは「本日の肴」ネタとして久々のヒット!
というお料理に先日出逢いました。
それは「チポロイモ」というもの。アイヌ料理を出すお店でした。
簡単に言うと、マッシュポテトにイクラが混ぜてあるものです。
(アイヌ語でイクラを「チポロ」と呼ぶらしいです。)
メニューを見てこの料理の存在を知った瞬間、
私は目を1.2倍に見開いて「こ、これだ…」とつぶやいていました(多分)。
ジャガイモ料理はかなり好きで、色々と荒業も試しています。
もちろん、このブログを読んでいただいている方はご存知でしょうが(笑)。
中でも好きでよくやるのが、鮭とジャガイモという組み合わせです。
このコンビは、北海道人に確かめるまでもなく、
もうこりゃ絶対美味いに決まってる!と確信できるカップリングです。
マッシュポテトにほぐした鮭を混ぜる、というのは、
私の中で「奥の手」の肴のひとつにランクインしています。
そんな私が「チポロイモ」の文字をメニューで見た瞬間に、
思いついたのがこのメニューです。
題して…えーと、どうしよう…
「アイヌの親子マッシュポテト」とか、どう?
あ!北海道出身(?)のガン太が目の色を変えている!!
ここまで書けばあまり説明は必要ないかもしれませんが、
一応作り方を書いておきます。
ジャガイモは洗って皮ごと丸ごと茹でます。
鮭の切り身(生でも塩鮭でもOK)はグリルで普通に焼きます。
イクラの醤油漬けを用意しておきます。
鮭は焼きあがったら細かくほぐします。
茹で上がったジャガイモの皮をむき、
バターを混ぜながらつぶしてマッシュポテトを作ります。
ここに鮭を投入してよく混ぜます。
生鮭の場合は塩も入れて、お好みの味に仕上げます。
(前述のように、これだけでなかなかブラボーな肴になります。)
これをお皿に盛り付けたら、心を落ち着かせつつ、
上からイクラの醤油漬けをぱらぱらとふりかけます。
まあ、量はお好みで…。
これでお酒の酒類を問わない(多分)最強の肴が完成です。
北海道万歳!
ちなみにイクラの醤油漬けを安く入手するために、
私は母から教わった「裏技」を駆使しております。
それは、鮮魚売り場で筋子を買ってほぐしてもらう、というもの。
デパ地下に入っている魚屋さんなら、大抵やってくれると思います。
不思議なことに筋子で買うと同じものがずっと安いのです。
(ほぐしてくれる手間賃は、もちろんタダ。)
しかも醤油漬け用のタレも付けてくれる場合がほとんど。
筋子を置いている売り場では、迷わず聞いてみましょう!
ちなみに12月は、お正月に向けて筋子の相場も高くなるので、
入手するなら今頃が狙い目です♪