和食には苦手意識がありました。
いや、もちろん食べるのは大好きなんですよ。
でも作るほうは、いまひとつ及び腰でした。
難しそう、面倒くさそう、というイメージだったんですよね。
実際、作ってみても失敗したり。
本の通りに作ればそれなりにできるのですが、
常にレシピを参照しなければ作れないのでは、
当然「モノにした」という感覚にはなりません。
やっぱり、ありあわせで思いついたものをぱっと作れないと!
そんなわけで、今年の私の目標は「煮物上手になる」、と決めました。
和食の何が苦手なんだろう?と考えるに、
どうも煮物に敷居の高さを感じている自分に気付いたのです。
ところが、そんな2007年も早々に、いい本に出逢ってしまいました。
和食のレシピ集というより、いわば「ルールブック」。
たとえば煮物なら、こってりした味付けのもの、お袋の味系のもの、
関西風の薄味の煮物、魚の煮付けなど、
何通りかのパターンにわけて、煮汁の配合が書いてあります。
たとえば出汁7:しょうゆ1:みりん1:砂糖1、みたいに。
これは非常に便利です。
比率さえ覚えておけば、いちいち本を見なくても作れるし、
量が多くても少なくても対応できます。
というわけで、俄然煮物に対してやる気が出てきました。
煮物といっても出汁さえとっておけば、普通のお惣菜なら
思ったほど時間もかかりません。
たとえば、昨晩の献立はこんな感じ。
じゃがいもと牛そぼろの煮物
(肉じゃが簡易版という感じで、作るの楽です)
菜の花とブロッコリーのおひたし
(ちゃんと出汁に「ひたして」作ると美味しいですね~)
納豆
(かいわれとしらすをたっぷり混ぜてみました)
これで白いご飯とお味噌汁があれば完璧!
が、お酒を飲んでしまうとさすがにそこまではたどり着きません。
でも、次は和食の朝ごはんにも挑戦してみようかな、
なんて考えています。